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マスカレード・ゲームの書影
出典: 版元ドットコム / Books 出版書誌データベース
エンターテインメント書籍

マスカレード・ゲーム

手口が共通する三つの未解決殺人。被害者はいずれも過去に人を死なせており、事件の糸はホテル・コルテシア東京へ伸びていく。新田浩介と山岸尚美が再び向き合う、東野圭吾のホテルミステリ。

#小説#ミステリ#ホテルミステリ#警察小説#東野圭吾#集英社#マスカレード・シリーズ
ミステリホテルミステリ警察小説サスペンスシリーズ続編

ジャンル

ミステリホテルミステリ警察小説サスペンスシリーズ続編

作品情報

isbn13
9784087754618
media types
novel
book image provider
hanmoto_books_or_jp
book image checked at
2026-07-04
book image source url
https://www.books.or.jp/book-details/9784087754618

あらすじ

『マスカレード・ゲーム』は、東野圭吾によるマスカレード・シリーズの第四長編です。警察が追うのは、手口が共通する三つの未解決殺人。被害者には共通して、過去に人を死なせた事実がありました。

一見すると無関係な三件の事件を結ぶ糸を追ううち、捜査線はホテル・コルテシア東京へ伸びていきます。刑事・新田浩介は再びホテルへ潜入し、フロントスタッフの山岸尚美と協力することになります。

ホテルには、事情を明かさずに滞在する人、過去を隠したい人、誰かに会うために来る人が集まります。新田は三つの事件の共通点から犯人の狙いを探り、山岸はホテルマンとして客の安全と信頼を守ろうとします。被害者の「過去の加害」と現在起きている殺人をどう結びつけるのかが、本作の中心です。

見どころ1:三つの事件を、被害者側から読み直す

通常の連続殺人ミステリでは、被害者は犯人の標的として扱われがちです。『マスカレード・ゲーム』では、三人の被害者がかつて人を死なせたという共通点が、事件を読むための重要な条件になります。

ここで問われるのは、過去の加害が現在の殺人を正当化するかどうかではありません。誰がその過去を知り、どのような感情を抱き、なぜ今になって行動するのかです。新田たちは犯人の動機だけでなく、被害者の人生や隠された関係を遡る必要があります。被害者像をそのまま受け取らず、事件の側から見直す構造が本作の強みです。

見どころ2:ホテルは“答え”ではなく、人物が交差する装置になる

『マスカレード・ホテル』や『マスカレード・ナイト』では、ホテルそのものが予告された犯行場所として強く機能しました。本作でもホテル・コルテシア東京は重要な舞台ですが、単純な閉鎖空間ではありません。

ホテルは、多様な人が一時的に集まり、匿名性とサービスの規律が共存する場所です。新田にとっては、関係者の動きを追うための観察地点であり、山岸にとっては、客の私的な事情を不用意に暴かずに安全を守るべき職場です。三件の事件の背景を追う捜査と、ホテルの現場で起きる目の前の判断が重なります。

見どころ3:シリーズを重ねた新田と山岸の協力

新田と山岸は、初対面の頃のように相手の職業観を一から理解する段階ではありません。新田はホテルのルールが捜査を妨げるだけではないと知り、山岸も刑事の疑いが客の安全を守る場面があると理解しています。

それでも、二人の役割は同じになりません。新田は事実を確かめるために踏み込み、山岸は客の信頼を守るために境界を設けます。シリーズを読んできた人ほど、この協力が「仲が良くなったから成立する」のではなく、互いの職業倫理を認めたうえで成立していることを感じやすいはずです。

見どころ4:犯人当てだけでは終わらない“仮面”のテーマ

マスカレード・シリーズでは、仮面はイベントの装飾だけではなく、人が自分の事情を隠して社会と関わるための比喩です。本作では、被害者の過去、関係者の沈黙、ホテルで見せる表向きの顔が、事件を複雑にします。

誰が何を隠しているかを知ることが、必ずしも真相を理解することと同じではありません。情報を得た新田が、それをどこまで捜査に使うのか。山岸が、ホテルマンとして何を守るのか。シリーズらしい「秘密の扱い方」が、今回の事件でも重要な読みどころになります。

読むときのポイント

三つの事件の具体的なつながりや、被害者が過去に関わった出来事を詳しく知ってしまうと、初読の発見が大きく減ります。読む前の情報は「共通する手口の三件の殺人」「被害者の過去」「新田の再潜入」程度にとどめるのが適切です。

シリーズとしては『マスカレード・ホテル』『マスカレード・ナイト』を先に読んでいると、新田と山岸の関係やホテルの運営ルールをより自然に受け取れます。ただし事件そのものは本作からでも追えます。

基準にした紙書籍版

このitemは、東野圭吾著・集英社刊、ISBN13 9784087754618 の単行本版を基準にしています。2022年4月刊・369ページの書誌レコードに対応する書影URLをDBへ固定保存しています。

編集部コメント

三件の殺人を「被害者の過去」とホテルへ集まる事情でつなぎ、新田と山岸のシリーズ経験を試す第四長編。犯人当てだけでなく、被害者が抱えていた加害の履歴をどう読むかが核です。

公式・参考リンク

公式サイト
FAQ

よくある質問

2022年刊の集英社・単行本版です。ISBN13は9784087754618です。

手口が共通する三件の未解決殺人と、過去に人を死なせた被害者たちの接点を追い、新田浩介がホテル・コルテシア東京へ再潜入するホテルミステリです。

本作だけでも事件は追えますが、新田と山岸の関係を深く楽しむなら『マスカレード・ホテル』『マスカレード・ナイト』を先に読むと入りやすいです。

参照ソース一覧

マスカレード・ゲーム - 版元ドットコム

種別: publisher_database / 確認日: 2026-07-04 / ISBN13と書影URLの対応先。

マスカレード・ゲーム - Books 出版書誌データベース

種別: database / 確認日: 2026-07-04 / 書誌確認先。

東野圭吾「マスカレード」シリーズ、最新刊はもう読んだ? 『マスカレード・ゲーム』

種別: publisher_news / 確認日: 2026-07-04 / 三件の未解決殺人・共通する手口・被害者の過去・新田の再潜入という紹介を確認。

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