洗濯表示、これだけ分かれば困らない|乾燥機NG・漂白・手洗いの基本
洗濯表示の基本を、洗い方・漂白・乾燥・アイロン・クリーニングの順に整理。乾燥機NG、手洗い、漂白可否など、衣類を傷めにくくするために最初に見るべき記号を解説します。
公開日: 2026-02-08
更新日: 2026-02-09
著者: マソオ
カテゴリ: life
読了時間: 約5分
要点まとめ
- 洗濯表示は、洗い方・漂白・乾燥・アイロン・クリーニングの5分類で順に読むと判断しやすい。
- 縮みや型崩れを避けるには、乾燥機の可否、漂白の可否、水温を優先して確認する。
- 迷った衣類は表示より強い方法を選ばず、弱い洗浄・低温・自然乾燥から始める。
このページで分かること
- よく見る洗濯表示の意味
- 乾燥機・漂白・手洗いで失敗しない確認順
- 衣類を傷めにくい洗濯前後の基本
洗濯表示、これだけ分かれば困らない|乾燥機NG・漂白・手洗いの基本
新品の服を洗う前、タグに並んだ記号を見て「どれが乾燥機NGなのか」「漂白していいのか」「手洗いが必要なのか」が分からず、結局いつもの洗い方で済ませてしまうことは少なくありません。
洗濯表示は、衣類を長く使うための指示です。すべてを暗記する必要はありません。まずは 洗い方・漂白・乾燥・アイロン・クリーニング の5分類を順番に見れば、日常的な失敗の多くは避けやすくなります。

洗濯タグは、洗い方から順に読むと判断しやすい。
画像出典: Each Spirit 編集部作成まず結論|最初に見るのはこの4つ
洗濯タグで優先したいのは、次の4点です。
- 洗濯桶:洗濯機で洗えるか、手洗いか、水温は何度までか
- 三角形:漂白剤を使えるか、酸素系だけか
- 四角形の中に丸:タンブル乾燥を使えるか
- アイロン:温度の上限はどこか
とくに縮み・型崩れ・色落ちにつながりやすいのは、乾燥機、漂白、温度設定です。迷った場合は、強い方法を選ばず、より弱い条件に寄せる方が安全です。
洗濯表示は5つのグループで読む
| 記号の形 | 主に示すこと | 日常での確認ポイント |
|---|---|---|
| 洗濯桶 | 洗い方・水温 | 洗濯機可か、手洗いか、何℃までか |
| 三角形 | 漂白 | 塩素系・酸素系の可否 |
| 四角形 | 乾燥の仕方 | タンブル乾燥、つり干し、平干し |
| アイロン型 | アイロン仕上げ | 温度上限とスチーム可否の目安 |
| 丸 | クリーニング | 家庭洗濯できない場合の扱い |
記号に斜線や×印が付くと、「その方法を避ける」という意味になります。ただし、線の本数や下線には、弱い処理を選ぶ必要があることを示すものもあります。
よく見る洗濯表示の早見表

代表的な記号を、洗濯前に確認しやすい形で整理。衣類の実際の表示を優先してください。
画像出典: Each Spirit 編集部作成洗濯桶|水洗いの方法を読む
洗濯桶の記号は、家庭で水洗いできるかどうかの基本です。桶の中の数字は、洗濯液の上限温度を示します。
- 桶のみ:洗濯機で洗える表示
- 桶の中に手:手洗いの表示
- 桶に×:家庭での水洗いはできない表示
- 桶の下線:弱い操作が必要な表示
「洗濯機で洗える」場合でも、通常コースが最適とは限りません。薄手のニット、装飾付き衣類、形を保ちたい服は、ネット使用や弱水流コースを検討する必要があります。
三角形|漂白剤の可否を読む
三角形は漂白の記号です。白い衣類の黄ばみや汚れに対して漂白剤を使いたくなりますが、素材や染料によっては傷み・変色の原因になります。
- 三角形のみ:漂白できる表示
- 三角形に斜線:酸素系漂白剤のみ使える表示
- 三角形に×:漂白できない表示
「漂白可」でも、色柄物やプリント部分に影響が出る場合があります。初めて使う場合は、洗剤・漂白剤の容器表示と衣類表示の両方を確認し、目立たない場所での確認も有効です。
四角形と丸|乾燥機NGを見落とさない
四角形の中に丸がある記号は、タンブル乾燥の可否を示します。家庭用の衣類乾燥機や洗濯乾燥機を使う前に、最優先で確認したい表示です。
- 四角形の中に丸:タンブル乾燥可能
- 中の点:温度の上限を示す
- 四角形の中に丸+×:タンブル乾燥不可
乾燥機NGの衣類を乾燥機に入れると、縮み、毛羽立ち、プリントの劣化、接着部分のはがれ、型崩れにつながることがあります。綿やウール、レーヨン、ポリウレタン混の衣類は、とくに製品表示を優先してください。
四角形の線|干し方を読む
四角形の中の線は、干し方を示します。縦線はつり干し、横線は平干しが基本です。
- 縦線:つり干し
- 横線:平干し
- 左上の斜線:日陰で干す
- ぬれた状態を示す線:脱水を控える・ぬれ干しの指示
ニットや伸びやすい素材は、ハンガーに掛けると肩や身頃が伸びることがあります。平干し表示がある場合は、平干しネットなどを使うと形を保ちやすくなります。
アイロン|点の数で温度を確認する
アイロンの中の点は、温度の目安です。点が多いほど高温側の設定を示します。
化学繊維やプリント部分は高温に弱いことがあります。迷ったら低温から始め、あて布を使う方が失敗を減らせます。
洗濯前にやるべき3ステップ
1. タグを確認する
まず洗濯表示を見ます。新品だけでなく、久しぶりに出した衣類、素材感が違う衣類、値段が高い衣類も確認対象です。
2. 色・素材・汚れで分ける
白物と色物、タオルと毛羽が付きやすい衣類、デリケート素材は分ける方がトラブルを減らせます。色移りが心配な新しい濃色衣類は、最初の数回を単独または似た色で洗う判断もあります。
3. 強い条件を避ける
温度、洗浄力、脱水、乾燥、漂白は、必要以上に強くしないことが基本です。汚れが気になるときも、いきなり高温・強い漂白・長時間乾燥へ進まず、表示に適合する方法から試してください。
よくある失敗と回避策
| 失敗 | 起こりやすい原因 | 回避策 |
|---|---|---|
| 服が縮んだ | 乾燥機不可の衣類をタンブル乾燥した | 四角+丸の記号を確認し、迷ったら自然乾燥にする |
| 色が抜けた | 漂白不可・素材不適合の漂白剤を使用した | 三角形の表示と漂白剤の使用条件を確認する |
| ニットが伸びた | ハンガー干しで重みが掛かった | 平干し表示を確認し、ネット等を使う |
| テカリが出た | 高温アイロンを直接当てた | 低温から始め、あて布を使う |
| 服が傷んだ | 強い洗浄・脱水を繰り返した | 弱いコース、ネット、短時間処理を検討する |
クリーニング表示がある服はどうする?
丸い記号は、クリーニング店での処理に関する表示です。家庭で水洗いできない表示がある衣類、型崩れしやすいジャケット、装飾や接着部分が多い服、革や特殊素材が使われた服では、家庭洗濯を避ける必要がある場合があります。
クリーニングに出すときも、汚れの種類、いつ付いたか、気になる部分を伝えると判断しやすくなります。
まとめ|「乾燥・漂白・洗い方」を見ればまず困らない
洗濯表示をすべて暗記する必要はありません。
最初は、洗濯桶、三角形、四角形の中の丸、アイロンの4つを確認するだけで十分です。
- 家庭で水洗いできるか
- 漂白剤を使えるか
- 乾燥機に入れてよいか
- どの温度でアイロンを掛けるか
この順番で見れば、日常の洗濯で起こりやすい縮み、色落ち、型崩れを避けやすくなります。迷った衣類は、表示より強い方法を選ばず、弱い方法から始めてください。
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よくある質問
四角形の中に丸があり、その上に×印が付いた記号はタンブル乾燥不可を示します。洗濯乾燥機を使う前に優先して確認してください。
三角形に斜線がある表示は、酸素系漂白剤のみ使えることを示します。漂白剤の容器表示と衣類の表示を両方確認してください。
桶に手の記号は手洗いを示します。洗濯機の使用可否は衣類表示を優先し、必要に応じて手洗いコースなどを検討してください。
参照ソース一覧
種別: official / 確認日: 2026-02-04 / 繊維製品の取扱い表示に関する制度情報の確認先。
種別: official / 確認日: 2026-02-05 / JISに関する公的な情報の確認先。
種別: editorial / 確認日: 2026-02-08 / 家庭で確認しやすい順番に表示の読み方を整理。